直線上に配置
シングル用出力トランス
直線上に配置
何故、シングル用出力トランスは小さいのだろう。

昔から大きいコアを用いたアンプの音は良いようだ。ということを多くの人が経験し語っているにも関わらず、シングル用は小さい。

シングル用のトランス程大きいほうがいいのです。

シングル用は直流磁場が常時流れており、コアはB−H曲線の片側しか使えません。よって小さなコアで組むと簡単に飽和し出力が歪みます。

 対策として、
 余裕のあるコアを用いて偏磁を防ぐ。
 ギャップを大きく入れ偏磁を防ぐ。

今まで多くのトランスはギャップをいれて対策してきたようです。

これは間違いではないのですが、考えてみれば数ワットしか出力の取れないアンプに大型の高価なトランスを使う人が多数いないのを考えれば、シングルの数ワットのトランスに大型の物を作る人は少ないといえます。

通常はプッシュプルの出力の大きなアンプを欲しがるのは当然と言えます。

  このことからシングル用のトランスはどちらかと言えば、主流の外れたトランスで、採算の合わないトランスでは小さくなるのは当たり前です。

  このことから、シングルアンプにほど大きなコア構造をもち出力トランスを設計製造する必要があるのです。

  しかし一般に高値であり、多々購入する人はいないので、小さなトランスしか作れなくなるのです。

  元々効率の悪い使い方しかしないアンプの部品です。

  今後も大型のトランスは少ないでしょう。

よって、出来る限り大きなトランスを選択してください。